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JPモルガンの株価が上昇、資本サーチャージ低下を好感

更新日時
  • 昨年10-12月期調整後1株利益は1.34ドルとなり市場予想を上回った
  • 14日の株価は1.5%高で終了、今月の下落率は12%に縮小

14日のニューヨーク市場で米銀JPモルガン・チェースの株価が上昇した。同日発表した2015年10ー12月(第4四半期)決算で利益がアナリスト予想を上回ったほか、他行より高いため不利になるとみられていた自己資本比率の上乗せ率(資本サーチャージ)が低下したことが好感された。

  JPモルガンの終値は1.5%高の58.20ドル。今月の株価の下げ幅は12%に縮小した。

JPMorgan Shares Rise

  同行の発表によると、預金とデリバティブ(金融派生商品)を縮小した結果、世界の金融システムにとって重要な銀行に課される自己資本基準への上乗せ率(資本サーチャージ)が3.5%に縮小した。1年前には上乗せが最大5%になり得るとしていた。マリアン・レーク最高財務責任者(CFO)は14日に記者団に対し、少額の収入を犠牲にすることでこの上乗せ幅を低下させることができたと語った。

  10-12月期純利益は54億3000万ドル(約6400億円、1株当たり1.32ドル)と、前年同期の49億3000万ドル(同1.19ドル)から増加。訴訟費用や会計上の調整などを除いたベースの1株利益は1.34ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト29人の予想平均である1.27ドルを上回った。

原題:JPMorgan Shares Rise on Surprise Drop in Capital Surcharge (2)(抜粋)

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