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欧州株:3日ぶり下落、世界経済めぐる懸念が再燃-弱気相場入り寸前

  • ルノー急落、排ガス関連の捜査で当局が同社施設を捜索
  • 上がれば売れ、一段安の確率高い-バンクハウスのストラテジスト

14日の欧州株式相場は反落。前日まで続伸した指標のストックス欧州600指数は、世界経済の先行き懸念再燃で下落した。

  ストックス600指数は前日比1.5%安の339.42で終了。一時3.3%安となったものの、原油値上がりを受けてエネルギー銘柄が反発し、下げ幅を縮めた。ただ、昨年4月に付けた過去最高値からは18%下げており、弱気相場入り寸前となった。

  バンクハウス・ランプ(デュッセルドルフ)のストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏は「世界景気をめぐる懸念に尽きる」と述べ、「誰もが翌日には売りが激しくなると恐れているので、押し目買いを狙う向きはほとんどいない。センチメントはどん底だ。上がれば、私なら売る。さらに大きく下げる確率は高い」と語った。

Stoxx 600 approaching bear market

  個別銘柄ではフランスの自動車メーカー、ルノーが10%急落。仏国内の同社施設が不正捜査当局による捜索を受けたことが嫌気された。同業のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は7.9%安。同社の北米部門が不正を働いたとして、自動車ディーラー2社に米国で提訴された。
  
  資源銘柄とエネルギー銘柄を除く全ての業種別指数が下げた。スウェーデンのルンディン・ペトロリウムが19%急伸し、エネルギー銘柄の上げを主導。同社はノルウェーのスタトイルから出資を受けた。資源銘柄では英アングロ・アメリカンとスイスのグレンコアの上げが目立った。

原題:Europe Stocks Resume Declines as Global-Growth Worry Not Abated(抜粋)

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