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仏ルノー株が急落、排ガス関連の捜査で当局が3施設を捜索

更新日時
  • 本社を含め3施設が捜索を受けたと同社が明らかにした
  • ルノーは不正捜査に協力しているとコメント

フランスの自動車メーカー、ルノーは14日、仏国内の3施設が不正捜査当局による捜索を受けたことを明らかにした。排ガス問題をめぐる捜査の一環で、これがドイツのフォルクスワーゲン(VW)と同様のスキャンダルに発展するとの懸念が浮上し株価は約7年で最大の下落を演じた。

  ルノーは電子メールで、仏経済省の不正捜査当局が先週、本社におよびギアンクールとラルディの施設を捜索したと明らかにした。同社は捜査に全面的に協力しているという。同業のプジョーシトロエンは捜索を受けてはいないとのコメントを出した。

  独VWがディーゼル車の排ガス試験結果を操作していたことが昨年9月に発覚し、自動車メーカーへの監視の目が厳しくなった。仏当局は同月にVWが排ガスレベルについて消費者を欺いていたかどうかの調査を開始。同調査を全ての自動車メーカーに拡大すると表明していた。同時に、環境保護当局も試験結果との差をチェックするためランダムな路上検査を開始した。

  ルノーによると、先月末までに同社の4車種がこの検査を受けている。ロワイヤル・エコロジー・持続可能開発・エネルギー相はルノー株急落後の記者会見で、ルノー車で不正なシステムは見つかっておらず株主と従業員は「安心してよい」と述べた。

  ルノー株は10%安の77.75ユーロで終了。一時は23%安となった。プジョーは5.1%安。他の欧州自動車メーカーも売られ、フィアット・クライスラー・オートモービルズはミラノ市場で7.9%安。フランクフルト市場のダイムラーは3.6%安。

原題:Renault Tumbles After Government Search in Emissions Probe (4)(抜粋)

(最終段落を更新しロワイヤル・エコロジー相のコメントを追加します.)
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