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ECB:一部当局者はより大きな利下げとQE増額を望んだ-議事要旨

  • 将来のQEペース再検証はあり得るとの見解で政策委員会は大方一致
  • 昨年12月の会合で追加措置は不要と考えたメンバーもいた

欧州中央銀行(ECB)政策委員会の一部メンバーは、昨年12月3日の定例会合で中銀預金金利のより大幅な引き下げと量的緩和(QE)プログラムの月間購入増額を主張した。ECBが同会合の議事要旨を14日公表した。

  それによると、「一部メンバーは政策手段による緩和効果の強化を視野に、当会合での預金金利20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げ決定が望ましいとの考えを表明した。月々の債券購入額の拡大の可能性も議題になった」という。

  ECBはこの会合で中銀預金金利を0.1ポイント引き下げマイナス0.3%にするとともに、QEプログラムを少なくとも2017年3月まで延長、さらに保有債券の満期に伴う償還金を再投資することも決めた。

  議事要旨によれば、追加措置を不要と考えた政策委員も数人いた。少数のメンバーは預金金利の引き下げのみを支持した。0.1ポイントの引き下げについては「必要が生じた場合に、一段と下げる余地を残しておくという利点があると判断された」という。

  月間購入額を現行の600億ユーロから増やす選択肢に関しては、「将来に再検証することがあり得る」との考えで大方が同意した。

  議事要旨によれば、「インフレ率を2%弱の水準に戻し中期的なインフレ期待を安定させるために金融政策姿勢を再調整するには、政策措置が必要だと総じて判断された」。

原題:Some ECB Policy Makers Wanted Larger Rate Cut, More QE Purchases(抜粋)

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