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英中銀:金利据え置き8対1で決定、原油安でインフレ見通し後退

更新日時
  • インフレ回復のペースは「これまでの想定よりも若干緩慢だろう」
  • 市場の混乱は世界経済の下振れリスクを浮き彫りにしている

イングランド銀行(英中央銀行)は14日、8対1で政策金利据え置きを決定した。金融政策委員会(MPC)の議事録によると、当局者らは英国の経済成長とインフレ双方について短期的な見通しは後退したとの認識で一致。最近の市場の混乱は世界経済の下振れリスクを浮き彫りにしているとの見方も示した。

  中銀は政策金利を過去最低の0.5%で据え置いた。世界市場の乱高下と原油一段安で2016年の幕が開く中で、9人のMPCメンバーのうち8人は、0.5%での据え置きが現時点では景気とインフレへのリスクの間で「最良のバランスを取る」ことになるとの見解だった。イアン・マカファティー氏のみが今回も0.25ポイントの利上げを主張した。

  議事録では、当局者らがインフレ回復のペースを「これまでの想定よりも若干緩慢だろう」と見込んだことも明らかになった。企業調査が成長減速を示唆しているとも指摘した。賃金の伸びは引き続き「弱く」、最近数カ月に鈍化したとコメント。また英中銀職員による昨年10-12月(第4四半期)と今四半期の成長率予想は0.5%に下方修正された。

  MPCメンバーは金融市場の混乱にも言及し、「世界の成長の下振れリスクを浮き彫りにした」としたものの、経済に生じうる影響については結論を避けた。四半期インフレ報告を公表する来月の政策決定時に、経済見通しへのより詳細な判断を示す予定だ。

原題:BOE Keeps Key Rate at Record Low as Oil Damps Inflation Outlook(抜粋)

(第3段落以下に議事録の内容を追加します.)
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