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アジア・太平洋株式サマリー:中国株は上昇-香港、インド株は下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  14日の中国株式相場は上昇。上海総合指数は一時は弱気相場入り寸前まで下落していたが、午後に入り変動が高まる中で反転した。バリュエーション(株価評価)が4カ月ぶりの低水準に低下したことが安値買いを誘ったほか、小型株から成る創業板(チャイネクスト)指数の一部構成企業が株価を支える意向を表明した。

  上海総合指数は前日比2%高の3007.65で終了。一時は2.8%安まで下げる場面もあり、ボラティリティ(変動性)の指標は昨年9月以来の高水準に上昇した。創業板指数は2カ月ぶりの大幅上昇。同指数を構成する企業のうち28社が市場安定化のため対策を講じると表明し、一部は今後6カ月間に株式を売却しない意向を示した。

  上海総合指数は一時、昨年の株価急落時に付けた安値を割り込んでおり、銀河証券は買い支えのため政府系資金が投じられた可能性があると指摘。 銀河証券の孫建波氏(北京在勤)は「相場が大幅に下落したことからテクニカルな反発の必要性がある一方で、今回の反発は関係当局による市場保護の取り組みも反映しており、多くの中小企業が保有株を縮小しない意向を表明している」と述べた。

  CSI300指数は2.1%高。全10業種が上昇し、テクノロジー株と小型株が上げを主導した。香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.4%安で終了し、ハンセン指数は0.6%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  14日のインド株式相場は、今週3日目の値下がりとなった。中国経済をめぐる懸念が根強く荒い値動きの中、海外勢によるインド株の売りが膨らんだ。

  タタ・スチールは5週間ぶり安値、タタ・モーターズは1週間ぶりの大幅下落。エンジニアリング企業のラーセン・アンド・トゥブロとバーラト重電機は共に約2年ぶり安値まで沈んだ。一方、ソフトウエア輸出でインド2位のインフォシスは6カ月ぶり大幅高。四半期利益が予想を上回った同社は、売上高の伸び率見通しを上方修正した。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.3%安の24772.97で取引を終了。この日は方向感のない取引に終始した。一時は1.5%安となったものの、インフォシスの決算発表を受けて下げ幅を縮めた。海外勢のインド株売買動向は今月これまでに5億5700万ドルの売り越しで、センセックスの月初来下落率は5.2%に達した。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.6%安の4909.38。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.9%安の1900.01。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1%安の7742.88。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

【インドネシア株式市況】

  14日のインドネシア金融市場では、通貨ルピアと株式相場が下落。ジャカルタの中心部で爆発があり数人が死亡、警察が武装集団との間で銃撃戦を繰り広げた。

  ジャカルタ総合株価指数は事件発生後に一時1.8%安となった後、0.5%安の4513.181で終了した 。ルピアは0.6%安の1ドル=1万3913ルピア。爆発の直後には1%下げる場面もあった。

  インドネシア中銀は事件発生後に利下げを発表。政策金利であるレファレンス金利が0.25ポイント引き下げられ7.25%となった。2015年2月以来の利下げ。

(ジャカルタ総合指数のグラフ:JCI <INDEX> GP)

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