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ドイツ:15年成長率は1.7%に加速-消費好調で世界的鈍化乗り越える

  • 市場予想でも1.7%が見込まれていた
  • 財政黒字は対GDP比0.5%

ドイツ経済は2015年に成長ペースが加速した。世界貿易が鈍化する中でも、記録的な雇用と緩和的な金融政策が国内消費を押し上げた。

  連邦統計局が14日ベルリンで記者会見したところによると、15年の国内総生産(GDP)は前年比1.7%増と、前年の1.6%増を上回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト21人の予想中央値と一致。個人消費は1.9%増と、前年の0.9%増から伸びが加速した。財政黒字は対GDP比で0.5%だった。

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  ユーロ圏19カ国の中で、ドイツほど欧州中央銀行(ECB)による刺激策から恩恵を受けている国はない。失業率は過去最低、賃金は上昇。これに加えて原油価格が昨年を37%余りも下回っており、国内消費が経済成長の原動力となっている。また、輸出企業は減速しつつある新興市場から回復基調にある先進国へと軸足を移している。

  デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏は「ドイツ経済は順調で、潜在成長率を上回っている。ユーロ安やエネルギー値下がり、過去最低の政策金利も国内経済を大きく支えた」と指摘。その上で「信じられないほどの世界的な難局を乗り越えなければならない」と付け加え、中国や新興市場に言及した。

  昨年10-12月(第4四半期)のGDP速報値は2月12日に公表される。ブルームバーグの調査では前期比0.4%増が見込まれている。

原題:German Economy Defied 2015 World Slowdown With Faster Growth (1)(抜粋)

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