289億ドル(約3兆4100億円)を株式で運用するデービッド・ヘロー氏は、年初の株式市場が過去最悪の滑り出しを見せても動じない。

  米運用会社ハリス・アソシエイツの最高投資責任者(CIO)でオークマーク・インターナショナル・ファンドの運用者の同氏は、ある意味で2016年は良い始まり方をしたと指摘する。世界の株式市場では今年に入ってから既に5兆7000億ドルが失われた。ヘロー氏はこの一斉売りによっても本質的に価値が失われていないと考えられる銘柄を物色しているという。今は忍耐強いバリュー株投資家にとって好機だと同氏は述べた。

  同氏は旅行先のチューリヒから電話インタビューに応じ、「株価は下がったが、内在的な価値は減っていない。ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)ではないさまざまな理由で株価を動かしている短期の投資家を出し抜いて利益を得る好機だ」と語った。

  年初からの株式市場は「価格的にはひどい状態で、今年が最悪の始まり方をしたように見えるが、バリューを買う真の投資家にとっては実は良い時期だ」と話した。

原題:Herro Says Now Is a Time for True Investors to Profit From Panic(抜粋)

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