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「Brexit」、ロンドン金融界に有害-バークレイズ会長

  • EU離脱なら金融街シティーは「著しく悪い」状況に置かれるだろう
  • 企業は不透明感に対処できず、国民投票の前倒しを-会長

英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めれば、外資系銀行や投資家が他の場所に移転するリスクがあり、ロンドンの金融街シティーは「著しく悪い」状況に置かれるだろう。英銀バークレイズの会長、ジョン・マクファーレン氏がこう指摘した。

  マクファーレン氏は14日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ニューヨークがビジネス誘致を目指すだろうが、新興市場の動揺でシンガポールと香港からの脅威は低下してきているとの見方を示した。同氏は英金融サービス業界のロビー団体「ザ・シティーUK」会長としての立場で発言し、同団体に加盟するメンバーの調査では85%がEU残留を望み、4%が離脱に賛成したと述べた。

  マクファーレン氏(68)は、「われわれの見方はシティーが著しく悪い状況に陥るというものだ」と話し、その理由として「他国は英国がEUに残ることを望んでいる」ことを挙げた。「外国の組織はロンドンを欧州への主要玄関口として利用している。撤退による影響がどのようなものになるかは分からない」と述べた。

  同氏はバークレイズのロンドン本社でのインタビューで、「企業が対処できないものの一つは不透明感であり、今回の件は相当な不透明感をもたらしている」と説明。国民投票の前倒しが「こうした不透明感を後退させるだろう」と語った。

原題:Barclays’s McFarlane Says ‘Brexit’ Damaging for London Finance(抜粋)

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