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JX:電力小売りの料金プラン発表、東電エリアの3分の2にメリット

  • 東電新プランに比べ約6%、東ガス比約3%割安に-30アンペア前提
  • 3年以内に50万件の電力契約獲得を目指す、KDDIとも提携で

JXエネルギーは14日、4月1日からの電力小売りの全面自由化に向けて電力料金プランを発表した。東京電力管内を対象に、契約数の3分の2にあたる毎月の電気使用量が180キロワット時以上の幅広い顧客層が割安となるプランを提示。主力の石油精製事業では国内のガソリン需要が縮小する中、電力小売り事業に参入することで収益の多様化を図る。

  発表資料によると、基本料金は既存の東電の料金体系と変わらないものの、電気を多く使う世帯ほど東電の既存の料金よりも1キロワット時当たりの単価が安くなる設定。東電管内の約4割を占める30アンペアの契約で、月間使用量が300キロワット時という標準的な顧客を想定したJXの試算では、東電が4月に追加する新料金の基本プランに比べ約6%、東京ガスのプラン比では約3%、年間の料金が安くなる。

  同社はKDDIとも提携し、自社ブランド「ENEOSでんき」で3年以内に50万件の契約獲得を目指す。4月時点では163万キロワット規模の出力を持つ発電設備を保有。30年をめどに原発4基分に相当する400万キロワットまで拡大する目標を掲げており、効率的な自社の電源を生かして、小売り分野で競争力確保を狙う。

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