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中国で最も下げきつい株価指数、割高感なお解消されずとの指摘も

  • 創業板指数のバリュエーションは上海総合指数の3倍
  • 昨年大幅上昇したテクノロジー株が年明け以降の下げ相場を先導

年明けからの中国株式相場の急落では、小型テクノロジー株の下げが際立っているが、これら銘柄のバリュエーション(株価評価)はなお高過ぎる。中国本土株の先行きを最も正確に予測してきた専門家2人がこうした見方を示している。

  小型テクノロジー株の指数である創業板指数は今年に入り24%下落したが、上海総合指数に比べると3倍ほど割高で、創業板指数自体の過去5年間の平均をなお2%上回っている。交銀国際の中国担当チーフストラテジスト、洪灝氏(香港在勤)と、元大新中国基金の葉書弘氏は十分に安い水準ではないと指摘する。洪氏は昨年の本土株式相場の上昇、下落を共に言い当て、葉氏が運用するファンドは過去1年、同種ファンドの大半をパフォーマンスで上回った。

  創業板指数は2年前の水準と比べると依然51%高い。同指数のバリュエーションは中国株がバブル状態にあった昨年に過去最高水準に達したが、洪氏は当局による保有株売却規制で大口の売り手が市場から締め出されてきたため、その水準からの下げはまだ十分でないと分析する。

  葉氏は昨年10月まで中国テクノロジー株を買い増していたが、バリュエーションが上昇し成長への逆風が予想される中で、同セクターに対する姿勢は現在「保守的」になっていると述べた。

  創業板指数の年初来の下落率は上海総合指数より約8ポイント大きいが、向こう1年の予想利益に基づく株価収益率(PER)は33倍と、上海総合指数の12倍を上回っている。

ChiNext Valuations Still Three Times Higher Than Shanghai

原題:China’s Most Beaten-Down Stocks Are Still Too High for Top Fund(抜粋)

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