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「3%」はマジックナンバー-米30年国債運用のバンラエス氏

「3%」という数字は、米30年国債に好んで投資するエリック・バンラエス氏にとってはマジックナンバーだ。

  29億ドル(約3400億円)を運用するEIストゥルザ・インベストメント・ファンズで運用を担当するジュネーブ在勤の同氏は、米30年国債利回りがこの水準になると買い入れる。ここ1カ月間、同利回りは3%前後で不安定な動きをしてきたが、中国の景気減速懸念が世界の金融市場を先週揺るがしたことで3%を割り込んで推移している。

  バンラエス氏は「今年の初めにおいて一つだけ確かなことがある。不安定になるということだ。米30年国債の利回りが3%を上回れば常に買い時だ」と述べた。

The Magic Number for 30-Year Treasuries

  ブルームバーグ集計のデータによれば、同氏が運用する「EIストュルザ・ストラテジック・グローバル・ボンド・ファンド」は年初来で競合ファンドの82%に対し運用成績で勝っている。過去1年間のリターンはマイナス1.7%だが、それでも競合の34%よりは良い成績だった。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者が想定する今年4回の利上げは利回り上昇につながり、米30年国債の需要を圧迫する要因だが、中国の混乱がセーフヘイブン(安全な避難先)としての同国債の魅力を高める。

原題:U.S. Long-Bond Yield Over 3% Shouts Buy to $2.9 Billion Fund (2)(抜粋)

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