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米ゴールドマンが債券スタッフの5%強の削減を検討-関係者

更新日時
  • 今四半期の顧客動向を評価した上で決定を下すと関係者
  • 競合会社が債券部門を縮小する中でゴールドマンは維持してきた

ゴールドマン・サックス・グループは業界全体の債券収入が落ち込む中で、今四半期中に債券のトレーダーとセールス人員の5%強の削減を検討している。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  検討内容が非公表であることを理由に同関係者が匿名で語ったところによると、ゴールドマンは1-3月(第1四半期)の顧客動向を見極めた上で決定を下す。将来の新規採用が可能になるよう、債券スタッフの削減率は最終的に年間目標の約5%を超える可能性があり、あるいは離職者の補充をしないことで同部門を縮小することもあり得るという。

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)はこれに先立ち、同社が今四半期に債券トレーダーとセールス人員の最高10%を削減する計画だと伝えていた。匿名の関係者を引用している。同紙はまた、事情に詳しい匿名の関係者の話として削減対象は最大250人になるとの見通しを示した。

  債券トレーディング収入が2009年以降50%強減少した後、同収入は回復しないとの見方を競合会社が強める中で、ゴールドマンは同事業を維持して市場シェア拡大を目指してきた。トレーディングの不振と資本要件の厳格化で、ドイツ銀行やモルガン・スタンレーなどはこの数カ月にスタッフ削減に踏み切った。

  事情に詳しい関係者が昨年12月に語ったところでは、モルガン・スタンレーは最近、世界全体で1200人を削減。これには債券・商品部門の約470人のトレーダーとセールス担当者が含まれるという。これは同社債券トレーディング・スタッフの25%に相当し、インフラやサポート職でさらなる削減が行われる見通しだという。

原題:Goldman Said to Mull Cutting Fixed-Income Staff More Than 5% (1)(抜粋)

(背景などを追加して更新します.)
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