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ブラジル株:ボベスパ指数、6日続落-レアル高で輸出見通しが悪化

  • ヴァーレが8日続落と約1年ぶりの長期下落局面、12年ぶり安値
  • 国内外で不透明感強く、株式については一段の下落余地とビエイラ氏

13日のブラジル株式市場では、指標のボベスパ指数が6営業日続落。通貨レアルの持ち直しで輸出企業の見通しが悪化した。

  ボベスパ指数は前日比1.4%安の38944.44で終了。年初来の下げが約10%に達した。61の構成銘柄のうち46銘柄が値下がり。昨年12月の中国の輸出増加を受けて新興国通貨が買われ、レアル相場は1ドル=4.0167レアルと0.3%上昇。

  鉄鉱石生産のヴァーレが3%安と8日続落。約1年ぶりの長期下落局面となり、約12年ぶりの安値を付けた。同社の売上高全体に占めるブラジル国外の割合は約85%。ヴァーレの経営権を握るグループの一員である持ち株会社のブラデスパルは6.4%下げた。北米で売上高の約40%を稼ぐ鉄鋼メーカーのゲルダウも軟調。MSCIブラジル素材株指数で下げが最も大きかった。

  この日発表された昨年11月のブラジル小売売上高が前月比1.5%増と予想外のプラスとなり、ボベスパ指数は一時1.4%高となる場面もあった。衣料小売りのエーリングが3.2%高。ロジャス・レナーは0.4%上昇。

  ヘッジファンドのフィデス・アセット・マネジメントのパートナー、オタビオ・ビエイラ氏は、「ブラジル国内外で不透明感が根強い。われわれが現在直面している全ての問題がどのように企業収益に響くかはまだ分からない」と指摘した上で、「株式については一段の下落余地がある」とコメントした。

原題:Brazil Stocks Drop as Currency Strengthening Saps Export Outlook(抜粋)

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