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米GE:ボストンに本社移転へ-デジタル事業会社へ転身図る

  • 産業界の巨人のGEはコネティカット州の増税に不満を持っていた
  • GEはボストンのシーポート地区に移転へ

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は本社をコネティカット州フェアフィールドからマサチューセッツ州ボストンに移転する。デジタル面で先端を行く製造業者への転身を図る。

  ジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「われわれは大志を同じくするエコシステムの中心にいたい」と述べ、「ボストン都市圏には55の単科大学や総合大学がある。マサチューセッツ州は世界のどの地域よりも研究開発に投資しており、世界が抱える課題の解決に専念する技術に精通した多様な人材がボストンには集まっている」と説明した。

  GEは本社移転を昨年から正式に検討していた。1974年にニューヨーク市マンハッタンからフェアフィールドに移転した同社は、産業機器やデータ分析を中心とする企業へと事業再編を進める中、昨年4月以降、1000億ドル(約12兆円)余りの金融資産を売却したほか、同社としては過去最大級の買収をまとめた。

  同社が6月にコネティカット州の増税を理由に移転を検討すると表明したことから、マサチューセッツ州やニューヨーク州などが誘致していた。同社はボストンのシーポート地区に移転する計画で、移転コストを賄うため、フェアフィールドやニューヨーク・マンハッタンにある30ロックフェラープラザのオフィススペースを売却する予定。

  ボストン市の発表によると、同市は最高2500万ドルの固定資産税控除、マサチューセッツ州は1億2000万ドルのインセンティブパッケージをGEに提供する。

原題:GE to Leave Suburban Headquarters for Boston in Digital Move (2)(抜粋)

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