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米連銀経済報告:大部分で「緩慢な拡大」-賃金上昇圧力は見られず

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米連邦準備制度理事会(FRB)が13日公表 した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米国では過去6週 間に大部分の地域で景気が拡大した。労働市場は力強さが示されたが、 幅広い賃金上昇圧力は見られなかった。

ベージュブックによれば12地区のうち2地区が「緩やか」、7地区 は「緩慢」なペースでの拡大を報告した。経済活動についてボストン地 区は「上向いている」とした一方、ニューヨークとカンザスシティーの 両地区は「基本的に横ばい」と指摘した。今回のベージュブックは11月 遅くから1月の早い時期にかけての報告に基づいてまとめられた。

ベージュブックでは「労働市場は改善が続いた。7地区の報告で雇 用の増加がはっきりと示された」とした一方、「各地区は賃金・物価圧 力は全般的にほとんど変化なしと報告。賃金の上昇ペースは横ばいない し緩やかとされた。また物価の上昇は最小限にとどまった」と記した。

その上で、「ニューヨークとサンフランシスコの2地区のみ、賃金 上昇圧力の多少の強まりを指摘した」とし、物価については「ほぼ全て の地区で全般的な物価圧力は極めて弱かった」と記した。

このほか、幾つかの地区では「石油・ガス探査セクターへの供給業 者から、需要が弱いもしくは後退しているとの報告があった」と指摘し た。また「エネルギーセクターのほとんどの分野で厳しさが増した」と された。

原題:U.S. Economy Expands Even as Wages Stay Flat, Beige Book Says(抜粋)

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