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サマーズ、ガンドラック両氏がFOMCの追加利上げ方針に異議

  • 世界経済が耐えられれば驚きだとサマーズ氏は発言
  • このままでは第1四半期は醜い状況になる恐れとガンドラック氏

世界経済の成長減速を鑑みれば、米連邦公開市場委員会(FOMC)が想定する年内の追加利上げはあまりに野心的過ぎる-。このような認識を債券投資家のみならず、サマーズ元米財務長官やダブルライン・キャピタルの共同創業者ジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)が示した。

  ガンドラック氏は米金融当局の行動は存在しないインフレとの戦いで、国内総生産(GDP)の伸びに打撃を与えていると指摘。サマーズ氏は当局が今年想定する4回の利上げに世界経済は耐えられないと語った。

  原油が12年ぶり安値に値下がりする中、中国発の世界の金融市場混乱はグローバルな成長減速懸念をあおり、米インフレ率が賃金上昇に伴って段階的に高進するとの米金融当局の見通しは市場で疑問視されるようになっている。デリバティブ(金融派生商品)市場が織り込んだ年内1回当たり0.25ポイントの政策金利引き上げの回数は、実に2回を下回っている。

  サマーズ氏は13日、ブルームバーグのテレビインタビューで、「世界経済が4回の利上げに難なく耐えられたなら驚きだ」と言明。「市場も私の見方に賛成だ。だから、市場は4回の利上げを見込んでいない」と続けた。

  ガンドラック氏も市場見通しに関する12日のウェブ放送で、「16年第1四半期に実に醜い状況を目にする恐れがある」と述べ、「低下するインフレに対して米金融当局が利上げのドラムを鳴らし続けた場合、そうした事態が起こる確率は特に高い」と語った。

原題:Gundlach to Summers Side With Bond Market Against Fed Rate Path(抜粋)

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