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ボストン連銀総裁:利上げの道筋に下振れリスク-成長・物価見通しで

米ボストン連銀のローゼングレン総裁は、米経済成長見通しが後退しつつあり、金融政策当局が見込む利上げの道筋にリスクをもたらしているとの認識を示した。

  ローゼングレン総裁は13日、ボストン商業会議所で講演。事前に配布された原稿によれば総裁は、政策当局者らが昨年12月に示した予測の中央値は2016年の政策金利の道筋についての「妥当な予想」を示しているとした一方、この予測は「下振れリスク」にさらされていると述べた。その上で、「今後も海外の経済情勢のほか、国内経済のいかなる軟化や米国のインフレの道筋に大きな注意を払っていく」と語った。

Eric Rosengren

Eric Rosengren.

Photographer: Brendan Hoffman/Bloomberg

  総裁は「金融当局として適切な政策の道筋について検討する中、政策当局者らは自身の経済予測に対する下振れリスクを真剣に捉え、それらリスクに対処すべきだ」と語った。

  また「そうした下振れリスクは、主要貿易相手国の多くに見られる脆弱(ぜいじゃく)性に伴う向かい風の継続や、予想されるインフレの道筋を支持するデータがほんのわずかしかないことを反映している」と説明した。

  FOMCメンバーらはインフレ率について、16年に1.6%に上昇し、18年には当局の目標である2%に達すると予想している。

  ローゼングレン総裁は「追加の引き締めには、経済成長が潜在成長率もしくはそれを上回る水準になるほど十分に力強いというデータが今後も示される必要がある。それにより金融政策当局者らは、インフレ率が目標の2%に到達するとの自信を得られるためだ」と述べた。

原題:Fed’s Rosengren Says Growth, Inflation Risks Threaten Rate Path(抜粋)

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