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バンカーがカット受け入れず、報酬が戦いの場-クレディSのCEO

  • 投資銀行業務には構造的に高い収益力があるとティアムCEO
  • 同CEOは投資銀行事業を縮小し、ウェルマネジメントに注力

スイスの銀行、クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は、投資銀行のバンカーたちは報酬カットを受け入れる考えがないと述べ、これが同事業の収益力の足かせだと指摘した。

  同CEOは12日パリでの会議で、「戦いの場は報酬だ」とし、銀行が「報酬を増やしたり減らしたりできれば、同事業には構造的に高い収益力がある。しかしその『減らす』という部分を彼らは受け入れない」と、投資銀行部門のバンカーたちについて語った。

  同CEOは投資銀行事業を縮小し、ウェルスマネジメントに注力しようとしている。昨年1-9月の投資銀行部門の株主資本利益率(ROE)は同行内で最低だった。

  ティアムCEOは「収入のフローは循環的、給料ベースは固定というビジネスモデルは機能しない」と述べ、「これは単純な真実なのに、投資銀行業界にこの理解が浸透していない。ROEが7%にとどまるのはこのためだ」と指摘した。

原題:Pay Is a Battle Ground as Bankers Don’t Accept Cuts, Thiam Says(抜粋)

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