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中国株:上海総合、3000割れ-国内経済めぐる投資家の懸念収まらず

更新日時
  • 貿易統計の改善や人民元安定化の取り組みにもかかわらず株価は下落
  • 投資家は依然として大株主が保有株を売却すると懸念-君康人寿保険

13日の中国株式相場は下落。昨年の株価急落局面の最悪期以来の安値となった。昨年12月の輸出が予想外に増加し、当局が人民元相場の安定化に取り組んでいるものの、国内経済をめぐる投資家の懸念を和らげることができなかった。

  上海総合指数は前日比2.4%安の2949.60と、3000を割り込んで引け、昨年8月26日以来の安値を付けた。ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)が下落。同銘柄は指数に占めるウェートが高いことから政府系資金を使った当局の買い支えの対象とみられていた。CSI300指数を構成する全10業種が値下がりした。

  華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は、「投資家はこの市場を信頼しておらず、輸出が若干回復したことが指標で示されても、依然として悪い経済状態にあると懸念している。われ先に売ろうとしている」と指摘した。

  君康人寿保険によると、世界的に株価が反発したにもかかわらず本土株が取引終了前の1時間で下落したのは、企業の大株主が株価上昇に乗じて保有株を売却するとの懸念がある。中国当局は先週、企業の大株主による保有株売却に新たな制限措置を導入すると発表した。
  
  君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「前回の相場急落が市場の地合いを大きく損なっており、投資家は依然として大株主が保有株を売却すると恐れている」と指摘した。

  CSI300指数は1.9%安。工業株や通信、ヘルスケア銘柄を中心に売られた。中国遠洋(チャイナ・コスコ・ホールディングス、601919 CH)は5.7%下げ、ZTE(中興通訊、000063 CH)は2.3%安、楽普(北京)医療器械(300003 CH)は4.8%安。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.7%高で終了。一時は3.1%高まで上昇した。ハンセン指数は1.1%高で引けた。

原題:China’s Stocks Tumble to Lowest Levels Since Last Year’s Rout(抜粋)

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