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米フォード株が下落、北米部門の16年利益率見通しを嫌気-時間外取引

  • 15年の調整後税引き前利益は過去最高の見通し、特別配当も発表
  • 北米部門の営業利益率は9.5%以上と予想、昨年1-9月は10.9%

米自動車メーカー、フォード・モーターの株価は12日の時間外取引で下落。同社はこの日、2015年の調整後税引き前利益が過去最高に達するとの見通しに加え、計10億ドル(約1200億円)の特別配当を発表したものの、今年の北米部門の利益率が前年比で縮小する可能性を示したことが重しとなった。

  フォード株はニューヨーク時間午後6時25分(日本時間13日午前8時25分)時点で3.3%安の12.43ドル。通常取引の終値は前日比0.6%高の12.85ドルだった。

  フォードの12日の発表資料によると、16年の自動車部門の売上高と営業利益率は前年並みかそれを上回る見通し。北米部門の利益率は9.5%以上と予想。昨年は7-9月(第3四半期)までの3四半期で10.9%だった。同社は15年の税引き前営業利益について、100億-110億ドルの予想レンジの上半分に収まると見込んでいる。

  モーニングスターの自動車アナリスト、デービッド・ウィストン氏(シカゴ在勤)は電子メールで、「北米部門の利益率見通しを9.5%としたことが不評を買ったようだ」と指摘。「前年比で低下する可能性を意味する」と説明した。

  フォードの取締役会は1株当たり15セントの四半期配当を継続するほか、同25セントの特別配当も支払うと発表。いずれも1月29日時点の登録株主に3月1日に支払われる。同社は今月28日に15年10-12月(第4四半期)と通期の決算を発表する。

原題:Ford Shares Slump on Profit Outlook Despite Special Dividend (1)(抜粋)

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