コンテンツにスキップする

米フリーポート株、2000年以来の安値-商品下落響き上場来安値に接近

  • 今年に入り39%下落、昨年の騰落率はナイマス71%だった
  • 「一段の下落を予想」とモーニングスターのアナリスト、ロール氏

商品相場の大崩れが、上場する産銅会社で世界最大手の米フリーポ ート・マクモランの株価に大きな重しとなり、同社株は上場来安値に接近しつつある。

  フリーポート株は12日の米株式市場で一時15%安の3.65ドルと、2000年以来の安値となった。同社株は2000年11月に上場来安値となる3.375ドルを付けている。商品22項目で構成するブルームバーグ商品指数は銅と原油の下落を受けて12日に最安値を更新した。

Commodity-Driven Wipeout

  モーニングスターのアナリスト、ダニエル・ロール氏はシカゴで電話取材に応じ、「フリーポートはバランスシートの脆弱(ぜいじゃく)性の高まりを背景に特に打撃を受けている。同社が示した多くの対応策は、現在の相場環境を緩和するには程遠いだろう」と指摘した。

  フリーポート株は12日のニューヨーク市場で4.6%安の4.11ドルで終了。同社株は昨年71%下げた後、今年これまでに39%下落している。ロール氏は目標株価を2.30ドルとしており、「現行水準から一段の下落を予想する。銅相場について、現在の水準からの持続的な回復は見込んでいない」と語った。

  BB&Tキャピタル・マーケッツのアナリスト、ギャレット・ネルソン氏は、「フリーポートはいずれ、資産売却や増資、あるいはその他の選択肢を検討せざるを得なくなる事態に追い込まれるだろうが、いずれの選択肢も魅力的ではない」との見方を示した。

  12日は、ニューヨーク市場では原油先物が2003年12月以来、銅先物は09年以来のそれぞれ安値を付けた。

原題:Freeport Drops to Cheapest Since 2000, Approaches Record Low(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE