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米アンダーアーマーが狙う深謀遠慮-エール大と10年間の大型契約

  • 10年間で1650万ドルを支払い、同大にユニフォームなど提供と関係者
  • 狙いは同大のブランド、入学希望者の数には驚かされるとクール氏

アンダーアーマーは11日、米エール大のスポーツ競技団体と新たに契約を結んだと発表した。条件は正式に公表されていないが、事情に詳しい関係者によるとアンダーアーマーは今後10年間で1650万ドル(約19億4000万円)を支払い、同大の競技団体「ブルドッグス」にユニフォームなどを提供する。

  ポートランド・ビジネス・ジャーナルの契約データベースによると、これは米ナイキがラトガーズ大学とイリノイ大学に支払っている年間金額を上回る。また、バスケットボールやフットボールチームが定期的に全米のテレビに映し出され、スポンサーのロゴが全米規模で目に触れる貴重な機会も多いアイオワ州立大学にナイキが払っている46万ドルをも凌ぐ。

  だが、エール大にはそれがない。全米大学体育協会(NCAA)最大のカンファレンス(大学リーグ)に比べれば、アイビーリーグのテレビ契約は限られている。「ブルドッグス」がどれだけ才能がある選手を勧誘したとしても、カレッジフットボールプレーオフ(CFP)に出場する資格は得られないだろう。

  ではアンダーアーマーの狙いは何か。同社のスポーツマーケティング担当バイスプレジデント、ライアン・クール氏はエール大のブランドだと話す。卒業生の強力なネットワークや世界的な影響力などがそうだ。

  クール氏は「エール大への入学を希望する世界の若者の数には驚かされる。今回の契約はこうした若者のあこがれに見合ったものだ」と述べた。

原題:Why Under Armour Is Paying Big Ten Money to Sponsor Yale Sports(抜粋)

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