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オバマ大統領、政治不信を排するよう訴え-任期最後の一般教書演説

更新日時
  • 移民制度改革や銃規制など、これまで重視してきた政策の前進訴え
  • TPPの議会承認に向け議会共和党と協力する可能性があると表明

オバマ米大統領は12日夜、任期最後となる一般教書演説で、政治不信や恐怖心を排するよう国民に訴えた。

  大統領は演説で、「家族にとっての機会と安全、生活水準の向上、子供たちのための持続可能で平和な地球といった、われわれが望む未来は全て手の届くところにある」とした上で、「しかし、それはわれわれが協力し合い、理性的で建設的な議論を行うことができ、政策を修正した場合のみ可能になる」と語った。

  オバマ大統領と顧問らは今回の一般教書演説を、同政権のレガシー(政治的遺産)を国民にアピールし、民主党の大統領を再び選ぶよう働き掛ける最善かつ最後の機会になると恐らくみている。この日、イランは米海軍の小型船舶2隻の乗組員10人を拘束、共和党はオバマ大統領の外交政策への批判を再び強めていた。

  演説は新たな構想こそ乏しかったものの、大統領は移民制度改革や薬物犯罪者の減刑、銃規制、最低賃金引き上げなど、これまで重視してきた課題を前進させるよう訴えた。

  オバマ大統領は環太平洋連携協定(TPP)の議会承認に向け、自身と議会共和党が協力する可能性があると語った。またイランが米海軍兵士を拘束した問題をめぐり大統領の外交政策への批判が高まる中、オバマ大統領は過激派組織「イスラム国」(IS)などによるテロへの不安の沈静化を図った。

原題:Obama Calls for More Noble Politics in Final State of the Union(抜粋)

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