コンテンツにスキップする

米カリフォルニア州大気資源局、VWのディーゼル車修理案を却下

カリフォルニア州大気資源局(CARB)は12日、米国の排ガス規制を逃れるソフトウエアを搭載したディーゼル車を修理する独フォルクスワーゲン(VW)の提案を「不完全」だとして却下した。

  CARBのメアリー・ニコルズ局長はこの日電子メールで配布した発表文で、「VWは排ガス試験をごまかすことを決めてそれを隠そうとした」と指摘。「VWはうその上塗りを続け、発覚したときに否定しようとした。その結果、大量の窒素酸化物が排出されてカリフォルニア州住民の健康が害された。VWは是正する必要がある。今日の行動はその実現を確実にする方向への一歩だ」と説明した。

  欧州最大の自動車メーカーであるVWは2リッターエンジンのディーゼル車約48万台の修理の可能性をめぐり、CARBや米環境保護局(EPA)の担当部署と複雑な技術的協議を進めている。EPAは12日、同案を承認できないとの見解でCARBに同意したことを明らかにした。

  VWは電子メールで配布した発表文で、今回の却下は先月提出した当初計画に関連するものだと説明。「それ以来、VWはCARBと建設的な協議を行っており、先週もTDIエンジンの排ガス問題の是正のための枠組みを議論した」ことを明らかにした。VWはカリフォルニア州などの当局と協力して取り組む姿勢をあらためて示した。

  マティアス・ミューラー最高経営責任者(CEO)は13日午前にワシントンでEPAのマッカーシー長官や米議員らと会談する予定。

原題:California Air Resources Board Rejects Volkswagen Proposal (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE