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欧州株:5営業日ぶり上昇、割安感が台頭-自動車関連銘柄に買い

12日の欧州株式相場は反発。前日までの4営業日続落でバリュエーション(株価評価)が注目された。自動車関連銘柄の上げが目立った。

  業種別指数の中で自動車関連銘柄の上昇率が首位だった。中国自動車工業協会(CAAM)が同国での今年の自動車販売は伸びが加速するとの見通しを示したことが好感された。一方、エネルギー銘柄は一時の上げから反落。原油相場が12年ぶり安値に向かっていることが背景にある。また、リオ・ティントとBHPビルトンが値下がりし、資源銘柄指数を2003年7月以来の低水準に押し下げた。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.9%高の343.22で終了。一時は1.9%上げた。前日の終わりには年初来で7%下げたことになり、同指数の株価収益率(PER、予想収益ベース)が14.4倍と、約1年ぶり低水準となった。

  ドイツのDAX指数は1.6%高と、西欧市場の主要株価指数の中で上げが目立った。自動車銘柄などの輸出株が大きな割合を占めている同指数の年初来下落率は7.1%に縮小した。

  Xトレード・ブローカーズDM(リスボン)のブローカー、ペドロ・リカルド・サントス氏は「この日の相場反発は、世界の市場がやや落ち着きつつある兆候かもしれない」と指摘。「今週は株式相場が回復するとみているが、力強い上昇はまだ見込んでいない。商品価格をめぐる懸念が根強いほか、こうした業種への圧力が極めて強いためだ」と語った。

  個別銘柄では、英百貨店運営のデべナムズが16%急伸。年末商戦の売上高がアナリスト予想を上回ったことが買い材料となった。英食品小売りのウィリアム・モリソン・スーパーマーケッツは8.7%上昇。4年連続で低迷していた既存店売上高が予想に反して増えた。

原題:European Shares Rebound From Four-Day Rout as Carmakers Rally(抜粋)

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