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サムスン電子、決算低調でも株価に40%の上昇余地-アナリスト予想

  • アナリスト10人以上が決算発表後に「買い」の投資判断据え置く
  • 「売り」の投資判断はアナリスト51人中1人だけ

スマートフォン(多機能携帯電話)メーカー最大手、韓国のサムスン電子の決算発表後、少なくとも10人のアナリストが株式投資判断を「買い」で据え置いた。株価は向こう1年間に40%程度上昇する可能性があると見込まれている。同社が8日明らかにした10-12月期利益は市場予想を下回った。

  サムスン電子の株価は3年連続で下落したが、ブルームバーグが調査したアナリスト38人の向こう12カ月間の目標平均株価は160万ウォン。12日終値は115万ウォンだったため、目標株価は4割近く高いことになる。ただ、メモリーチップとディスプレーの2つの収益源を十分に生かし、世界的に低迷するスマートフォン市場でのシェア回復という誘惑に打ち勝つことが株価予想の前提条件に含まれる。

  CIMBグループ・ホールディングスのソウル在勤アナリスト、 イ・ドフン氏は「サムスン電子は競争力の高い低・中機種に力を入れてスマホのラインアップを刷新したことから、シェア縮小ペースが緩まる可能性がある」とし、「株価バリュエーションは依然割安で、現水準からさらに大きく下げる公算は小さい」と語った。

Samsung's Steady Slide

  ブルームバーグのデータによると、サムスン電子をカバーするアナリスト51人のうち、約9割に相当する46人が投資判断を「買い」としている。「ホールド」が4人で、「売り」は1人だけだ。

  韓国のアナリストは国内大企業に強気な傾向がある。ブルームバーグがまとめたデータでは、サムスン電子の株価は昨年の利益に基づく株価収益率(PER)で約8倍。アップルの10.5倍には及ばないが、同業平均の6.7倍は上回る。

  

原題:Samsung Analysts See Room for 40% Stock Rise After Miss (3)(抜粋)

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