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FOMC、市場が織り込むより多数回の利上げ今年実施へ-ポーゼン氏

  • 投資家は3月とそれ以降の利上げの可能性を過小評価-ポーゼン氏
  • 「信頼するべきはFOMCであって、市場ではない」

米連邦公開市場委員会(FOMC)が今年実施する利上げの回数は投資家が現在織り込んでいるものを上回る見通しだと、イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)委員を務めた経歴のあるアダム・ポーゼン氏(現在ピーターソン国際経済研究所所長)が述べた。

  「信頼するべきはFOMCであって、市場ではない」とポーゼン氏はブルームバーグ・テレビジョンで発言。「市場は3月利上げとその後複数回に及ぶ追加利上げの両方の可能性を過小に見積もっているように思われる」と話した。

  昨年12月に2006年以降で初となる政策金利引き上げに踏み切ったFOMCは、今後の引き締めペースは緩やかになるとの見通しを示している。FOMCメンバーの予測中央値によると、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標は今年年末の時点で1.375%となり、25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げが4回あるとの見方になる。一方でFF金利先物市場からは、トレーダーらが今年2回の利上げを織り込んでいることがうかがわれる。

  フィッシャーFRB副議長は先週、FOMCが年内利上げを4回と予測しているのは「だいたい妥当な線だ」と発言。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁はその数日後、今年の利上げは4回前後となる可能性があると述べた。次回FOMCは今月26-27日に開催。

  ポーゼン氏はフィッシャー、ウィリアムズの両氏が複数回の利上げに言及した事実について、「これを撤回するには悪いニュースが現状より大量に増えなくてはならない。労働市場の現状から出てくるニュースは悪くない」と述べた。

原題:Fed to Lift Rates in 2016 More Than Markets Price In, Posen Says(抜粋)

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