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ミレニアルは転職がお好き、同じ会社に10年も勤めるのは「人生の失敗」

1982-2004年の間に生まれたミレニアル世代は前の世代と異なり、一つの会社に居つこうとしない。デロイトがまとめた5回目の年次グローバル・ミレニアル調査で分かった。

  デロイトが大学以上の学歴を持つ29カ国7500人の勤労者を対象に調査したところ、回答者の3分の2が5年以内に他の会社に移りたいと答えた。

  デロイト・グローバルのプニート・レンジン最高経営責任者(CEO)は「ミレニアルたちはいつでも動ける態勢をとっている」と言う。ミレニアル世代は家を持ち家庭を作りたいと考えている点は前世代と同じだが、リーダーとしてのスキルを身に付けたいという願望を持ち、その実現に向け気軽に転職する傾向はこの世代に独特だという。

  調査では4人に1人が、良いオファーがあればすぐに転職すると回答。2年以内に転職するという回答は44%だった。

  ミレニアル世代の多くはリセッション(景気後退)期に卒業し厳しい就職戦線を経験しているため、自身をどんな会社にでも売り込める資産とすることが生き残りに重要だと見なす。また、転職予備軍の多くは現在勤めている会社で出世できるとは考えておらず、積極的に転職先を探している。

  27歳のコピーライター、マック・シュワリン氏は「自分の成長やキャリアの軌跡について、一つの会社の中で何をしたかよりも、会社から会社へ移り歩いた記録の方がはるかに説明しやすい」と話す。同氏は昇進目的で3年間に3回転職した。「行く先々に成功を運んで行ける、どこででも使える商品として自分を売り込む方が簡単だ」と語った。

  「誰もが一流とは何かを知っている。グーグルでありテスラでありフェイスブックだ。そこにたどり着ければ、誰も辞めない」とも述べ、「それまでは、最終的に一流にたどり着く道かもしれないと思われる職を目指して、皆がいす取り合戦を続ける」とミレニアルの行動を総括した。

原題:When the 10-Year Work Anniversary Is a Personal Failure(抜粋)

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