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長城汽車、先進技術求め海外に打って出る-日本に次ぎ米欧印にも

長城汽車は海外の研究開発拠点を最初の日本に続き、少なくとも3カ所で開設を計画している。中国最大のSUVメーカーは部品メーカーとの協力関係構築や技術習得を目指している。

  軍隊的規律で知られる長城汽車は今後数年に北米、欧州、インドに研究開発拠点を開設すると、同グループ幹部の福里健氏が横浜市内で明らかにした。長城汽車は日本の研究開発拠点、長城日本技術を横浜市内に開設。日本拠点は5人で活動を開始し、燃料電池や自動運転などの分野に取り組むため200人規模への拡大を計画している。

  「長城汽車はアジア太平洋、アフリカ、南米地域に販売網のある世界的ブランドだ」と長城日本技術の代表、胡樹傑氏は12日のインタビューで話した。「世界的な研究開発なくして、世界の顧客に高品質な製品やサービスを提供することができない」と述べた。

  中国の自動車メーカーは排ガス・燃費基準が厳しく先端技術が求められている日米欧のような先進市場参入に取り組み、海外展開に打って出ようとしている。次世代技術とみられる運転手のいない完全自動運転車の開発に向け、世界的な頭脳がないと世界の自動車メーカーやアップルなどとの競争に後れをとる懸念もある。

  「将来の競争に種まきをしている」と調査会社LMCオートモーティブの上海在勤アナリスト、ジョン・ツォン氏は指摘した。「海外の研究開発拠点を軽視はできない。ずっと先のことかもしれないが、最終的には会社の中枢部になるかもしれない」と話した。

原題:Great Wall Joins China Carmakers Venturing Abroad for Technology(抜粋)

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