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アジア・太平洋株式サマリー:中国株は上昇-香港、インド株は下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  12日の中国株式相場は上昇。中国人民銀行(中央銀行)が人民元相場を安定化させる取り組みを強化した。株式相場は値動きの荒い展開となっており、上海総合指数が一時3000を割り込む場面もあった。

  上海総合指数は前日比0.2%高の3022.86で取引を終了。一時は1.3%安まで下落した。テクノロジー株やヘルスケア銘柄を中心に買われた。CSI300指数は0.7%高。人民銀は12日、オフショア人民元市場に繰り返し介入したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  上海総合指数は年明けから少なくとも5%下落した日が3日あり、同指数の相対力指数(RSI)は11日時点で27と、昨年8月以来の低水準に低下。RSIは30を下回ると売られ過ぎを示唆する。

  UBSグループの株式ストラテジスト、陸文傑氏(上海在勤)は、「投資家にこの水準で売ることを勧めない」と指摘。「一般的に中国当局はリスクを軽減する余地があり、こうした措置を通じてバリュエーション(株価評価)が急速に戻る可能性がある。現在の市場のバリュエーションはかなり割安だ。リスクを織り込み過ぎている」と述べた。

  大族激光科技産業集団(002008 CH)は5.4%高。北京同仁堂 (600085 CH)と上海莱士血液製品(002252 CH)は6%以上の値上がりとなった。   

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.8%安で終了し、ハンセン指数は0.9%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  12日のインド株式相場は下落。指標のS&P・BSEセンセックスは1年7カ月ぶり安値を更新した。インダスインド銀行とフェデラル銀行が不良債権の増加を明らかにしたことを受け、銀行株が売られた。

  インダスインド銀が2カ月ぶり安値、フェデラル銀は2014年5月以来の安値までそれぞれ売り込まれた。インドステイト銀行は2月以降で最長となる7営業日続落。アクシス銀行は指数構成銘柄の中で最もきつい値下がりとなった。ソフトウエア輸出でインド最大のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は5週間ぶり安値を付けた。

  センセックスは前日比0.6%安の24682.03と、2014年5月以来の安値で引けた。月初来では5.5%安と、月間ベースでは3カ月連続の下落となりそうな様相だ。中国の株式・為替市場が混乱する中、海外投資家はリスクの高い資産を売っている。海外勢によるインド株売買動向は、1億5700万ドルの売り越しに上った。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.1%安の4925.13。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.2%安の1890.86。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.3%安の7768.45。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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