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SAP:10-12月売上高は予想上回る-主力製品で顧客つなぎ留め

更新日時
  • 営業利益もアナリスト予想を上回る-暫定ベースの決算
  • S/4HANAの顧客は2700社超える-前期末の2倍

ドイツの企業向けソフトウエア会社SAPが12日発表した昨年10-12月(第4四半期)の決算(暫定ベース)では、売上高と利益がアナリストの予想を上回った。同社の最新主力ソフトへの法人顧客の購入が好調に推移している。

  発表資料によると、売上高は16%増の63億5000万ユーロ(約8100億円)と、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の60億4000万ユーロを上回った。調整後の営業利益は7%増加して22億8000万ユーロ。予想平均は22億6000万ユーロだった。

  業界がクラウドコンピューティングに移行する中、SAPのビル・マクダーモット最高経営責任者(CEO)は、改良を加えた主力経営管理ソフト「S/4HANA」で数万社に上る企業顧客をつなぎ留めている。同社によれば、S/4HANAの顧客は2700社を超え、第3四半期末の2倍余りに達した。

  SAPは22日に本決算を発表する予定。

  今年の営業利益については64億-67億ユーロとの見通しを示した。アナリストの予想平均は67億ユーロとなっていた。SAPは1年前、2020年の目標として売上高260億-280億ユーロ、調整後営業利益80億-90億ユーロとの数字を設定している。

  昨年第4四半期のライセンス収入は15%増の21億5000万ユーロ。バーダー銀行によると、コンセンサス予想は19億ユーロだった。クラウド契約・サポートの収入は76%増加し6億3000万ユーロ。コンセンサス予想は6億3700万ユーロ。

原題:SAP Sales Top Estimates as New Software Cycle Takes Hold(抜粋)

(収入の内訳や通期の益見通しを追加して更新します.)
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