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ブルームバーグ商品指数、少なくとも91年以来の水準に低下-原油安で

  • エネルギー、工業用金属、穀物が下落-無傷のセクターはない
  • 原油は12年ぶり安値、中国市場混乱やOPECの生産目標設定放棄で

原材料22品目のリターンを示すブルームバーグ商品指数は少なくとも1991年以来の水準に低下した。2015年にエネルギーや工業用金属、農産物の生産者を直撃した厳しい環境は続いている。

  同指数は一時、前日比1.5%低下の74.02となった。ニューヨーク原油先物相場は1バレル=31ドルを割り込み、銅相場が1ポンド=2ドルを下回っているほか、トウモロコシは1ブッシェル=3.5ドルに近づいている。

  世界経済は伸び悩み、原油や銅、穀物などあらゆる商品の供給は十分にあるほか、ドル高で素材の代替投資としての妙味は低下している。最近の中国市場混乱を背景に、最大の商品購入国である同国の消費が減速するとの懸念が強まっている。

  ニューヨーク原油先物は12年ぶりの安値となった。米政府のデータでは原油在庫が増加し、世界的な供給過剰が深刻化しつつあることが示される見通しだ。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は一時4.2%安の1バレル=30.28ドルをつけた。石油輸出国機構(OPEC)は価格管理のために生産を制限するという長年の戦略を放棄している。

原題:Commodity Returns Fall to Lowest Since at Least 1991 on Oil Rout (抜粋)

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