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【個別銘柄】原油関連株やイオンが急落、ホシザキ電や東製鉄は上昇

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12日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  原油関連株:国際石油開発帝石(1605)が前営業日比5.8%安の1035円、出光興産(5019)が5.8%安の1735円、JXホールディングス(5020)が5.6%安の441.6円など。11日のニューヨーク原油先物は前営業日比5.3%安の1バレル=31.41ドルで終了、2003年5月以来の安値となった。JXHDにはそのほか、16年3月期の連結最終損益が2000億円前後の赤字になりそうと9日付の日本経済新聞朝刊が報じる材料があった。原油在庫に評価損が出るほか、銅鉱山などの開発事業で減損損失も発生するという。

  イオン(8267):10%安の1602円。15年3-11月期の連結営業利益は前年同期比64%増の809億円になった、と8日に発表。通期計画は1750億円を据え置いた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は8日、9-11月期の営業利益は同証事前予想285億円に対して85億円と200億円下振れたと指摘。総合スーパー(GMS)事業は171億円の営業赤字(61億円悪化)となり、収益改善が鈍っているように見えてネガティブとした。

  ホシザキ電機(6465):2.9%高の7820円。ゴールドマン・サックス証券は8日付で投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を8700円から1万円に引き上げた。10月6日の高値から16%同社株が下落したことにより上値余地が拡大していると指摘。国内、北米ともに良好なファンダメンタルズに変化はなく、来期以降もグローバル厨房機器市場における中期収益成長が続くと予想した。

  東京製鉄(5423):2.5%高の711円。16年3月期の営業利益予想を130億円から170億円に上方修正する、と8日に発表。市場予想は151億円だった。10-12月期に鉄スクラップ購入価格が一段と値下がりしたことに加え、エネルギーコスト低減も想定以上に拡大した。

  島忠(8184):4.2%高の2709円。9-11月期の営業利益は前年同期比35%増の25億4400万円になったと8日に発表した。野村証券は12日、経費抑制で収益性が改善すると分析。家具販売に回復の兆候があると指摘した。目標株価を2700円から2800円に引き上げ、投資判断は「中立」を継続。経営陣はROE5%以上を意識しており、資本圧縮を目的とした株主還元期待は引き続き残るだろうとした。

  愛知製鋼(5482):7.7%安の480円。8日午後11時40分ごろに、同社知多工場で爆発事故が発生し、加熱炉と建屋の一部が損傷したと12日に発表。現時点での復旧見通しは1カ月以上を想定しており、同社連結業績に与える影響は不明とした。事故原因については、現在消防や警察に協力し調査中。

  トクヤマ(4043):4.2%安の231円。クレディ・スイス証券は8日付で投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。同社の業績および株価のカタリストである太陽電池用ポリシリコン市況の低迷で減損リスクが懸念されるとした。

  栄研化学(4549):12%高の2290円。シスメックス(6869)と海外市場の尿定性検査事業で提携する、と8日に発表。野村証券は海外販売力に定評があるシスメクスとの提携は栄研化の業績展望にとってポジティブと指摘。今回の提携は尿検査事業の中長期成長性が高まったことを意味するとした。目標株価を3100円から3400円に引き上げ。投資判断は「買い」を継続。

  ジェイコムホールディングス(2462):16%高の1639円。16年5月期の連結営業利益予想を9億8000万円から11億3500万円に上方修正する、と8日に発表した。同時に期末配当予想を15円から25円に積み増し、100株以上を保有する株主対象に優待制度を導入した。

  メガネスーパー(3318):9.5%安の57円。13日午後1時から予定していたメガネ型ウェアラブル「ビージー」の記者発表会を中止する、と12日に発表。予定していたプロトタイプ実機の生産が遅延している。重要な部品の不具合が解消できず、商品の特長である「見え心地」「かけ心地」が実現できる状態でないとし、完全なプロトタイプ実機の披露・説明は3月に延期する。

  マツダ(7261):4.8%安の2113円。ジェフリーズ証券は投資判断を「買い」から「ホールド」に、目標株価を2700円から2500円に引き下げた。

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