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アトランタ連銀総裁:世界的な株安、米経済に悪影響を与えず

更新日時
  • 自身の「バイアス」は1月会合での利上げなし-ロックハート総裁
  • 最近のデータはまちまちで、第4四半期は弱かったと指摘

アトランタ連銀のロックハート総裁は11日、今年の金融政策は引き締め継続が望ましいとし、世界的な株安が米国経済に影響を及ぼす可能性は低いと述べた。

  ロックハート総裁はアトランタで講演。「ボラティリティがかなり高い時は、金融経済よりも米国の実体経済を見る方が役に立つ。そして何か根本的におかしい点はないかを問うことだ」と指摘し、「広範な経済が海外からのショックに対して脆弱(ぜいじゃく)になるような深刻な不均衡が存在するだろうか。現状でそのようなつながりは見られない」と語った。

  同総裁は講演後に記者団に対し、昨年8月に始まったような混乱が長期化すれば、自身のそうした見方が変わる可能性もあると指摘。「現時点では海外の金融市場と実体経済の間に関連性はないと見ているが、ボラティリティが数週間継続すれば、この見方を修正する必要があるかもしれない。どれほど長く続くかによる」と語った。

「バイアス」は1月の金利変更なし

  ロックハート総裁はさらに、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)では政策変更はないというのが自身の「バイアス」だと発言。金融政策の選択に影響を及ぼすようなインフレに関する新たな情報は3月会合まで比較的少ない可能性があると述べた。次回FOMCは今月26-27日に開かれる。

  同総裁は「3月半ばの会合までにインフレ傾向や進行についてどれほど知ることができるかといえば、新たなデータをある程度は得られるだろうがそれほど多くはない」と述べた。

  ロックハート総裁は引き続き2-2.5%以上の成長率を見込んでおり、それが失業率を押し下げ、インフレ率を金融政策当局が目指す2%へと押し上げるとみていると語った。

  同総裁は「最近の経済データはまちまちで、昨年第4四半期は期待外れかもしれないが、まちまちなデータでも私の基本的な予測は揺らがないと付け加えておく。米経済の雇用トレンドはかなり勇気づけられるものだ」と述べた。

原題:Fed’s Lockhart Says Equities Turmoil Won’t Hurt U.S. Economy (1)(抜粋)

(記者団への発言を追加して更新します.)
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