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欧州株(11日):9月以来の安値、終盤に上げ消す-資源銘柄に売り

11日の欧州株式相場は下落。荒い値動きの中、取引終盤に一時の上げを消す展開となり、指標のストックス欧州600指数は昨年9月以来の安値に沈んだ。前週は週間ベースで約4年ぶりの大幅安となっていた。

  ストックス600指数は前週末比0.3%安の340.23で終了。資源銘柄は下げに転じた。輸出株への依存度が大きいドイツのDAX指数も0.3%下落。一時は1.3%上げていた。

  コメルツ銀行のグローバル株式担当エコノミスト、ピーター・ディクソン氏は「不透明感は消えていない。ちょっと物事がうまくいかないだけで、元の状況に戻る」と発言。ただ、「中国情勢に対する市場の反応は極めていき過ぎだ。欧州のファンダメンタルズは全く悪くない。ユーロ安とエネルギー価格の大幅下落から一段の恩恵がもたらされる公算が大きい」と語った。

  この日の相場は下落したものの、投資家らは比較的落ち着いてきたもようだ。ユーロ・ストックス50指数の急落に備えた保険の役割をするオプションの指標、Vstoxx指数は0.6%低下した。

  個別銘柄では、オランダの試薬・解析技術メーカー、キアゲンが11%安。第4四半期決算が一部明らかになり、失望売りが出た。一方、前週大きく下げていたドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)の優先株は1.7%上昇。スペインのサンタンデール銀行は1%値上がり。同銘柄の買いをエクサンBNPパリバが勧めた。

Europe Stock Volatility Shows No Panic

原題:European Stocks Erase Advances in Final Hour as Miners Decline(抜粋)

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