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欧州株(8日):大幅安-荒い値動きの中、エネルギー株に売り

  • ストックス欧州600指数は週間ベースで昨年8月以来の大幅下落
  • ドイツのDAX指数は今週、11年以降で最もきつい下げ

8日の欧州株式相場は大幅下落。米雇用統計が予想を上回る内容だったものの支援材料とはならず、荒い値動きの中でエネルギー銘柄が売られた。指標のストックス欧州600指数は週間ベースで2011年8月以来の大幅安となった。

  ストックス600指数は前日比1.5%安の341.35で終了。この日は方向感のない取引に終始した。中国当局が市場安定措置を講じたことから、寄り付き後に上昇したものの、その後下げに転じた。米雇用統計を手掛かりに一時0.9%高となる場面もあった。

  MPPM(独エップシュタイン)のギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ氏は「ボラティリティが常に伴う状況は続く」とし、「早い時間帯に中国に反応したが、それも弱まった。全体像には依然として不透明感がある。商品価格のほか、中国政府が状況をコントロールしているかが2つの主たるリスクだ」と語った。

  ストックス600指数は前週末比では6.7%値下がり。中国当局が人民元の中心レートを引き下げたことで、同国景気が想定以上に減速しているとの懸念が強まった。ユーロ・ストックス50指数の急落に備えた保険の役割をするオプションの指標、Vstoxx指数は今週、昨年4月以来の大幅上昇となった。

  ドイツのDAX指数は一時の上げを消して1.3%下落。前日に昨年10月以来の1万割れとなった。週間ベースの下げは8.3%と11年以来の大幅安で、ギリシャを含む西欧市場の主要株価指数の中で最もきつい値下がり。

  個別銘柄では、英BP、フランスのトタル、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルなどの石油株が安い。業種別19指数の中で、エネルギー銘柄が最も下げ、09年以来の安値を付けた。原油安を背景に、週間ベースでは11年以来の大きな下げとなった。

原題:European Stocks Fall, Capping Worst Week Since 2011 as Oil Drops(抜粋)

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