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アジア・太平洋株式サマリー:中国株が反発-香港、インドも上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  8日の中国株式相場は反発。相場の振れ幅は大きかった。導入したばかりのサーキットブレーカー制度を当局が停止し、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の中心レートを引き上げたことが好感された。関係者によると、政府系資金が株式市場に投じられた。

  上海総合指数は前日比2%高で終了。一時2.2%下落する場面もあった。人民銀は9営業日ぶりに元の中心レートを元高方向に設定した。事情に詳しい複数の関係者によれば、中国当局は8日、政府系資金で金融株や代表的指数でのウエートが大きな銘柄を買い入れた。CSI300指数も2%上昇した。

  上海兵聖資産管理の李静遠ゼネラルマネジャーは「サーキットブレーカー制度の停止が市場安定化に寄与するだろうが、特に個人投資家の間でパニック的な心理は続く」と指摘。「恐らく『国家チーム』が相場安定を図って大規模な株式購入を継続するだろう」と予想した。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比1.1%高で終了。前日は約4年ぶりの安値を付けていた。中国石油化工(SINOPEC、386 HK)などエネルギー関連が買われた。ハンセン指数は0.6%高で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  8日のインド株式相場は上昇。中国当局がサーキットブレーカー制度を一時停止したほか、中国人民銀行が元安定化に動き、同国株が反発したことが背景にある。指標のS&P・BSEセンセックスは週間ベースで約4年ぶりの大幅安となったものの、下げ幅を縮めた。

  この日は中小型株の上げが目立つ展開で、バジャジ・ヒンドゥスタン・シュガーやバルランプール・チニ・ミルズがいずれも約10%高と急騰するなど製糖銘柄が買われた。センセックス構成銘柄の中ではタタ・モーターズが上昇率首位。世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズも高い。CLSAが日本を除くアジアのロングオンリーのポートフォリオにリライアンスを加えたことが好感された。

  センセックスは前日比0.3%高の24934.33で終了。4週間ぶりマイナスとなった週間騰落率は4.7%に縮小したものの、依然として2011年11月以降で最大の下げ幅。中型株と小型株の指数はともに前日記録した4カ月ぶり大幅安から反発して引けた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.4%安の4990.84。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は0.7%高の1917.62。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.5%高の7893.97。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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