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VWがディーゼル車数万台買い戻しを検討、米当局と協議-関係者

更新日時
  • 一部車両については修理よりも買い戻しがコスト安と判断-関係者
  • VWのミューラーCEOは13日に米環境保護局長官と会談の予定

ドイツのフォルクスワーゲン(VW)が米規制当局の要求に応じようとする取り組みの一環として、数万台のディーゼルエンジン車を買い戻す可能性がある。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。米国の排ガス基準を満たすよう修正を施すのが容易でないディーゼルエンジンを搭載した車両が対象という。

  VWと米環境保護局(EPA)の交渉は継続中であり、決定には至っていない。買い戻すことになれば異例の措置であり、排ガス規制逃れを目的に不正が行われた車両の修正の難しさを示すことになる。

  これら関係者は、米国で排ガス不正対象となるディーゼル車50万台強の一部については買い戻す方がコスト安だとの結論にVWが達したと語った。この問題を公の場でコメントする立場にないとして、匿名で明らかにした。関係者の1人によれば、オーナーから買い戻される可能性があるディーゼル車は約5万台だが、交渉の先行き次第で変わる可能性がある。
  
  マッカーシー米環境保護局(EPA)長官は7日、VWの買い戻しの可能性について質問を受け、「われわれはVWと、技術上の問題であれこれと大いに議論してきた」と発言。「これについてまだ結論を下していない」と述べた。

  同長官は7日、ワシントンでのイベントで記者団に対し、排ガス基準を満たそうとするVWのこれまでの提案は不十分だとした上で、「われわれはまだ満足できる道筋を見いだしていない」と語った。

  マッカーシー長官はVWのマティアス・ミューラー最高経営責任者(CEO)の要請に応じ、今月13日にワシントンで同CEOと会談する予定。翌14日にはカリフォルニア州大気資源局(CARB)がVWのリコール(無料の回収・修理)計画について、可否の判断を下す。ミューラーCEOは来週、訪米する計画。

原題:VW Said to Weigh Buyback of Thousands of Cars in Talks With U.S.(抜粋)

(EPA長官の発言などを追加して更新します.)
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