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金属ヘッジファンドのレッド・カイト、鉱業株取引でリターン17%

  • レッド・カイトの全ファンド、昨年の加重平均リターンは5%
  • 現物金属ファンドにとって「厳しい年」の成績埋め合わせる

大手金属ヘッジファンドの一角、レッド・カイト・グループ(ロンドン)は、2008年の金融危機以来最大となる商品価格の下落に対し、鉱業株取引で応戦した。

  レッド・カイトがブルームバーグ・ニュース宛てに送付した電子メールの資料によると、運用資産24億ドル(約2800億円)の同社は金属・鉱業株取引で最も高いリターンを達成。この戦略によるリターンはプラス17%超だった。同社のファンド全体では昨年の加重平均リターンはプラス5%で、注目されている現物金属ファンドにとって「厳しい年」を埋め合わせる一助となった。

  価格変動を予測する投資に加え裁定取引戦略も採用しているレッド・カイトは、現物金属ファンドのリターンについての数値は提供しなかった。

  同社の共同創業者、デービッド・リリー氏は資料で「経営陣はこのファンドに注力しており現物金属市場の周期的な性質が将来、力強い好機を生み出すだろう」と述べた。

  世界の原材料価格と金属価格の指数がそれぞれ約25%下落する中、大手運用会社の一部は旗艦商品ファンドを閉鎖している。レッド・カイトは依然として残っている金属ヘッジファンドの一つ。ニューエッジ商品取引指数によると、商品ヘッジファンドの昨年1-11月の運用成績はマイナス4.7%だった。

Mining Rout Deepens

  鉱山各社は、最大の顧客である中国の需要の伸び鈍化と銅や鉄鉱石など商品の供給過剰による逆風を受けている。ロンドン金属取引所(LME)の銅相場は昨年、年間ベースで25%下げ、08年以来最大の下落率となった。

原題:Red Kite Profits From Mining Rout With 17% Return in Stocks (1)(抜粋)

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