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ブラジル株:ボベスパ指数、大幅安-鉱工業生産減少で世界株安に追随

  • 中国の景気減速で輸出需要がさらに鈍化するとの懸念が拡大
  • 2016年は期待できず、対策次第で17年にプラス効果も-バンデイラ氏

7日のブラジル株式市場では、指標のボベスパ指数が下落。昨年11月のブラジル鉱工業生産の減少幅が市場予想を上回り、同国の輸出商品に対する需要が中国の景気減速を受けて一段と鈍化するとの懸念が拡大し、世界株安に追随する動きとなった。

  ボベスパ指数は前日比2.6%安の40694.72で引けた。61の構成銘柄のうち5銘柄を除き下落。中国経済をめぐる懸念で商品相場が安く、鉄鋼メーカーのメタルルジカ・ゲルダウとパルプメーカーのスザーノ・パペル・エ・セルロージが大きく下げた。MSCIブラジル素材株指数は約12年ぶりの低水準。

  バンコ・モダルのエコノミスト、アルバロ・バンデイラ氏は、「今回発表の鉱工業生産はブラジル経済が悪化の一途をたどっているというわれわれの懸念を裏付けた」と説明。「2016年については期待できない。現時点でブラジル政府が経済の立て直しに向けた施策に着手すれば、17年にはプラス効果が幾分見込めるかもしれない」とコメントした。

原題:Brazil Stocks Fall as Industry Output Drop Adds to China Unease(抜粋)

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