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今週の世界株安でカウル氏とミラー氏の投信に最大の打撃-金投信堅調

今週の世界的な株式相場急落でラジブ・カウル氏とビル・ミラー氏は投資信託運用者の中で最大規模の打撃を受けている。一方、金を運用対象とする投信はようやく一安心できる状況にある。

  ブルームバーグの集計データによれば、カウル氏が手掛ける「フィデリティ・セレクト・バイオテクノロジー・ポートフォリオ」(運用資産151億ドル=約1兆7800億円)は、今年最初の3営業日で6.9%下落し、運用資産4億ドル以上の米投信3000本余りの中で最低のパフォーマンス。ミラー氏の「レッグ・メイソン・オポチュニティー・トラスト」は6.8%値下がりし、パフォーマンスは下位2番目。

  投資家が安全資産を求める中、金ファンドは米投信運用成績上位を占めており、今週の高リターン上位10本中7本は金に投資している。

Precious Metals Rebound

  中国株式市場の総崩れや原油安に引きずられ、株式相場は世界的な急落に見舞われている。

  金ファンドにとっては、2016年は運気逆転の年となりつつある。貴金属価格や金鉱株の値崩れで多数の金ファンドは過去5年に年20%強の下げを記録し、フィラデルフィア・ゴールド&シルバー指数は過去5年に年率で約25%下落したが、同指数は今年、世界株安の中で6.2%上昇している。

原題:Rajiv Kaul and Bill Miller’s Mutual Funds Hit Hardest by Rout(抜粋)

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