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シカゴ連銀総裁:「非常に緩やかな」利上げペース支持、低インフレ不安

  • 長期化する低インフレはインフレ期待に悪影響を及ぼす
  • 原油やドル相場動向が今年、一段のインフレ抑制につながる可能性

米シカゴ連銀のエバンス総裁はインフレに関して他の米金融当局者ほど楽観していないと言明。米当局は2016年の利上げに対して特に慎重なアプローチを取るべきだとする理由を説明した。

  エバンス総裁は7日、ウィスコンシン州マディソンで講演。講演原稿によると、「過去6年間の根強い低インフレ、およびこうした低水準ではインフレの進展が緩やかなことを考慮すれば、今後2年、あるいは3年間でインフレ率が目標に戻るのは難しい可能性がある」と発言。「合理的な期間内でのインフレ目標達成を確実にするため、私は非常に緩やかな金融政策の正常化を支持する」と話した。

  総裁は「私は大半の同僚ほどインフレの見通しについて楽観的ではない」とし、「フェデラルファンド(FF)金利が、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の予測中央値より低い軌道を進むよう政策運営するべきだ」と続けた。

  原油価格のさらなる下落、あるいは一段のドル増価によって、インフレ見通しのコンセンサスが乱れる可能性もあると、総裁は指摘。インフレ期待の悪化も脅威になり得ると述べた。

原題:Fed’s Evans Says Inflation Fears Favor ‘Very Gradual’ Rate Pace (抜粋)

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