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次回の米利上げ市場予想、4月のFOMCまでが43%に低下

  • 中国懸念が深刻化、先物市場が見込む利上げは年2回
  • 6月までの利上げ予想も年末時点から急低下

中国株式市場の混乱が、新年に入り再燃している。これを受けて米当局が金融政策正常化への決意をやや後退させ、今後の利上げを遅らせると見込む市場関係者が増えている。

  4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までの利上げを予想するトレーダーはいまや43%しかいない。今月5日時点では52%に上っていた。

  中国株式市場は今週2回にわたってサーキットブレーカーを発動、取引停止に追い込まれた。米金融当局は昨年、中国経済をめぐる懸念を理由に利上げを9月から12月に遅らせた経緯がある。

Odds of Fed Hike by April Collapse

  ラボバンク・インターナショナルの金利戦略責任者、リチャード・マクガイア氏(ロンドン在勤)は「年初に起きているのは、すでに明白だった世界的なディスインフレ圧力に対する懸念の深刻化だ。とくに新興国を原因とするディスインフレ圧力や中国の減速ペースをめぐる不安が強まっている」と指摘。「当社の見方では、米金融当局の利上げは今年最大でも2回だろう」と述べた。

  先物市場の取引動向では、6月のFOMCまでの利上げ確率が61%と、12月31日の75%から低下した。米金融当局者は最新の見通しで年4回の利上げを想定していたが、デリバティブ市場が織り込んでいるのは今後1年間で0.25ポイントの利上げ2回にとどまる。

原題:China Turmoil Has Traders Cutting Odds of Fed Rate Move by April(抜粋)

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