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自動発信ボタンに指、投資家は中国株売りで待機-シュロースタイン氏

8日に中国株式市場が再開されれば投資家は競って売り注文を出すだろうと、米投資銀行、エバコア・パートナーズの最高経営責任者(CEO)、ラルフ・シュロースタイン氏が述べた。

  「株式を売ろうと、誰もが自動発信のボタンに指をかけて待機するだろう」とシュロースタイン氏はブルームバーグテレビジョンでのインタビューで発言。「状況は芳しくない」と続けた。

  シュロースタイン氏はまた、7%の値幅でサーキットブレーカーが発動する仕組みが中国当局にとっての状況を悪化させているとも指摘。「市場が閉じていると信頼感は低下する。制限を緩める、あるいはサーキットブレーカーを発動させる値幅をもっと広げることで、相場が実際に底を見いだすのを見届けるのが良いのではないだろうか」と述べた。

  同氏はさらに、「データに関する透明性と信頼性の欠如、さらにはデータ発表の確実性が欠けていること」が中国株の需要を損なっていると指摘した。

  一方で、投資家の関心が世界経済のマクロ的な強さに再び集まるようになれば、売り浴びせ終了の兆しが見えてくるかもしれないと、同氏は指摘する。「不安を拭い去る材料は市場ではなく、実体経済から出てくるだろう。米経済は力強いとは言えないまでも、なお受け入れられる程度の成長率だ。欧州や日本でも一定の成長がある。中国は不透明ではあるが、プラス成長だ」と述べた。

原題:Schlosstein Says Everyone on Auto-Dial to Sell at China Open (1)(抜粋)

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