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ユーロ圏:12月景況感は2011年来高水準-11月失業率10.5%に低下

更新日時
  • 景況感指数は106.8、11月の106.1から上昇-鉱工業とサービス業改善
  • 11月の小売売上高は3カ月連続で減少

ユーロ圏の昨年12月の景況感指数は予想に反して上昇した。欧州中央銀行(ECB)が打ち出した金融緩和拡大が脆弱(ぜいじゃく)な景気回復を後押ししている可能性を示した。

  欧州連合(EU)の欧州委員会が7日発表した12月のユーロ圏景況感指数は106.8で、2011年4月以来の高水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の中央値は106.0と、11月の106.1からの低下が見込まれていた。

  BNPパリバの欧州担当シニアエコノミスト、ギゼム・カラ氏(ロンドン在勤)は、「域内景気は2015年末もトレンドをやや上回るペースで拡大し続けた」とし、「ECBの緩和拡大を背景としたより緩和的な金融環境と一定の財政出動拡大、低い商品価格が2016年の成長を引き続き支えるだろう」との見方を示した。

  欧州委によると、景況感指数の詳細では鉱工業がマイナス2と、11月のマイナス3.2から上昇。サービス業は13.1と前月の12.8を上回った。消費者や建設業の景況感も改善した。

  またEU統計局(ユーロスタット)は同日、11月のユーロ圏失業率が10.5%に低下したと明らかにした。これは4年ぶり低水準。ドイツが4.5%だった一方、スペインでは21.4%に上った。

  11月のユーロ圏小売売上高は前月比0.3%減で、3カ月連続の減少を記録した。ブルームバーグが調査したエコノミスト予想では0.2%の増加が見込まれていた。小売売上高の前年同月比は1.4%増。

原題:Euro-Area Economic Confidence Increases to Highest Since 2011(抜粋)

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