コンテンツにスキップする

欧州株:ストックス600が続落、中国不安で-DAXは1万割れ

更新日時

7日の欧州株式相場はここ4営業日で3日目の値下がり。中国不安で鉱山株とエネルギー銘柄が売りを浴び、年明けとしては2000年以降で最悪の展開が続いている。中国当局が8営業日連続で人民元の中心レートを引き下げたことで同国の景気減速が想像以上との懸念が強まり、昨年8月をほうふつとさせる世界株安の様相となった。

  指標のストックス欧州600指数の年初来の下げ幅は5.3%に膨らんだ。中国向け売上高の割合が大きい企業が打撃を受けている。アングロ・アメリカンとグレンコアは急落し、資源銘柄指数を09年以来の低水準まで押し下げた。自動車株指数は昨年10月以来の安値。

  エイムド・キャピタル(ミュンヘン)のダニエル・ウェストン最高投資責任者(CIO)は、「中国経済見通しはますます暗くなっている」とし、「欧州からの輸出に対する中国の需要は弱まりつつある。昨年8月に中国当局は通貨切り下げは『1回限り』と表明したが、市場は今、それどころではないことを認識している」と語った。

  指標のストックス欧州600指数は前日比2.2%安で取引を終了。一時は3.6%下げたが、中国証券監督管理委員会が株式サーキットブレーカー制度の一時停止を発表すると、この下落分の一部を埋めた。ドイツのDAX指数は2.3%下げ9979.85となり、昨年10月以来の1万割れで引けた。

  フランスのCAC40指数、英FTSE100指数、スイスのSMI指数はいずれも大幅安となった。

  自動車銘柄では、ドイツのBMWとダイムラーが共に4%弱の下落。排ガス不正で既に株価が低迷しているフォルクスワーゲン(VW)の優先株はこの日3.3%値下がり。週初からの下げ幅は14%となった。

原題:European Stocks Pummeled on China Woes as DAX Falls Below 10,000(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE