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あの有名なスイス富裕層銀行、金延べ棒で脱税ほう助-222億円支払い

  • UBPは米国人顧客の脱税ほう助で訴追免除合意を米当局と締結
  • スイスの金融機関は昨年3月以降で13億ドルの支払いに同意

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で知られる元受刑囚が資金を隠すために利用したスイスのプライベートバンク、ユ ニオン・バンケール・プリベ(UBP)が、米国人顧客の脱税ほう助での米当局による訴追を回避するため、1億8800万ドル(約 222億円)の支払いに応じることが分かった。

  米司法省が6日公表した訴追免除合意によれば、UBPは米国人顧客2人が5000万ドル(現在の為替レートで約59億円)を上回る価値の金の延べ棒を持ち出し、米内国歳入庁 (IRS)に見つからないように資産を隠す手助けを行った。現在の価値で換算すると、持ち出された金の量は1トン余りに上る。

  米国人の脱税をどのようにほう助し、資金がどこに行ったか情報開示を義務付ける76件の合意を通じて、スイスの金融機関は昨年3月以降13億ドルの支払いに同意したが、UBPの支払額はその中で2番目に大きい。

  株式ブローカーだったジョーダン・ベルフォート氏は1990年代のマネーロンダリング(資金洗浄)と証券詐欺の罪で収監された経験を回想録にまとめ出版し、それが映画化されて有名になった。

原題:‘Wolf of Wall Street’ Swiss Bank Pays $188 Million to U.S. (1)(抜粋)

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