コンテンツにスキップする

揺らぐ長期円安基調、円指数上昇で日銀「重要局面」-シティグループ

世界的なリスク回避ムードの高まりで進む円高・株安。シティグループ証券の高島修チーフFXストラテジトは、総合的な円の価値を示す指数ではデフレ克服を目指す政府・日銀にとって重要な水準まで円高が進んでおり、追加緩和の可能性を強めていると言う。

  日銀が公表している名目実効レートは、年明け以降の円高進行で、量的・質的緩和第2弾に踏み切った2014年10月の水準まで上昇している。同水準には過去3年間のアベノミクスの下での平均コストに相当する156週移動平均線も位置する。

relates to 揺らぐ長期円安基調、円指数上昇で日銀「重要局面」-シティグループ

  高島氏は、156週線を超えて円高が進行するようなら、「アベノミクスと黒田日銀による金融緩和を背景とした長期円安トレンドが抜本的に揺らぐことになる」とし、「デフレ克服を目指す安倍政権と黒田日銀にとって重要局面だ」と指摘する。「株安も考慮すると、今月末の決定会合で日銀が行動する可能性は市場が思っているより、高まってきているのではないか。日銀会合が近づくにつれ、円ショートを作る動きが出てきてもおかしくない」と語る。 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE