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東燃ゼネ株は1年ぶりの上昇率-配当利回りの魅力増し投資判断格上げ

  • 統合比率を悪化させかねない減配の可能性低い-4%弱の利回り継続
  • 統合比率によっては目標株価1180円を上振れる可能性も

東燃ゼネラル石油の株価は7日、約1年ぶりの上昇率を記録した。JPモルガン証券は、過去2カ月間の株価下落や市場金利の低下で同社の配当利回りは3.8%と魅力が増しているとし投資判断を引き上げた。

  東燃ゼネ株は一時前日比5.7%高の1056円となり、2014年12月以来の上昇率を記録。JXホールディングスとの統合交渉について最初に報じられた15年11月から約2割下落していた。

  JPモルガン証券の西山雄二アナリストは6日付のリポートで、目標株価を1150円から1180円に、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に引き上げた。JXHDの経営統合比率を決定する16年8月までに「統合比率を悪化させかねない減配を行うことは考えにくい」とし、「経営統合を予定する17年4月までの1年余りの間、4%弱の利回りを確保できる可能性が高い」と指摘した。

  また西山氏の試算によると、東燃ゼネとJXHDが経営統合を発表した15年12月3日の前日から過去1カ月、3カ月、6カ月の両社の株価比率は、東燃ゼネ1株に対してJXHD株は2.44-2.58株。JXHD株の6日の終値(486.5円)にこの比率を当てはめると、東燃ゼネの理論株価は1187~1255円となることから、「統合比率によっては目標株価を上振れる可能性もある」との見通しを示した。

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